今号(NO.6)の表紙に、
兄貴の顔が出てたので買ってきて読んでみました。
「特集:ウドムはどこへ消えた?何しようとしてるんだ?」
13ページにわたるインタビューでした。
話題はさまざま。
ディアオマイクロフォーン(一人舞台)のこと
新作映画のこと、そして恋愛のこと(お決まり)、
画家として、役者として今度どうなっていきたいか、などなど。
ウドム兄貴のインタビューで、こんなに長い特集を目にしたのは
久しぶりですね。ここ数年を振り返ってみても、
「GM」「OPEN」「a day」「PO」くらいじゃないでしょうか。
基本的にウドム兄貴は自分が面白いと思う雑誌じゃないと、
インタビューには応じないですから。
(ところでトラーリが特に好きだった雑誌OPEN。
最近めっきり見かけなくなったのですが、
廃刊になっちゃったんでしょうか・・・)
・・・
現在公開待ちの主演映画「コートラックエンルーイ
(敢えて邦題は勝手につけません)」については、
共演する新人女優さんとの出会いや、
プーピン監督の脚本のこと、
撮影現場のことなど、いろいろと書かれていました。
8年程前に大ブレイクしたウドム主演映画「グロン(箱)」は、
反響が良かったにも拘らず、
本人の感想としては役柄も演技もイマイチだったようです。
でも今回の新作は脚本が優れているので
(監督の体験談を基につくられたラブストーリー)、
かなり演技に熱が入ったそうです。
(このあいだ兄貴に、
「映画って恋愛モノなんでしょ?パロディ?」って聞いたら、
「すげえいい映画、切なくて悲しくて、もう、見たらぜったい泣くぞ」
と言ってました)
いろいろな話題があったなかで一番印象的だったのが、
「有名になって自分は変わったと思うか?」
という質問に対する兄貴の回答。
「そりゃ変わった、たくさん変わったさ。
たとえば、ソイの奥でソムタム売ってたとするだろう?
誰も知らないソムタム屋。
一日50皿つくるのが精一杯のソムタム屋。
それがある日突然1000人押し寄せるような
人気の店になっちゃったとする。
急に長打の列ができちゃって、一皿ずつ作ってたら
お客さん待たせちゃうからっていっぺんにたくさん作って
分けて売った。そうしないと折角買いに来てくれた皆さん全員に
満足してもらえないからね。
ところが、いざそういうやり方に変えると今度は周りが
‘それじゃ昔と違うよ’と文句を言い出す。
‘おっと、金持ちになったらやり方変えて金儲けだけ考えんのかよ’
と言う奴もいる。
だったらまた昔のように一皿ずつ作って売ったほうがいいのか??
いや、もしそうしたらまた間に合わなくなって、
ソイの中は渋滞するわ、人を待たせるわ、
とにかく混乱が起きてしまう、そんなわけにはいかない・・・。
有名になるのってそんなもんかも知れないって思うよ、
まず周りが変わっていくんだ。
俺は何を信じていいのか分からなくなることもある。
簡単なようで難しい、難しいようで簡単なことなんだよ、
わけわかんないだろ:笑:」