本日16:30頃に配信された日本大使館からのお知らせを以下に引用します。
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タイに対する渡航情報(危険情報)の引き下げについて
(2011年11月16日現在)
当国における洪水被害の現状を踏まえ、10月27日付をもって、
首都バンコク、アユタヤ県、パトゥムタニ県、
ノンタブリー県、ナコンパトム県及びサムットサコン県に対して
「渡航の延期をお勧めします。」の危険情報を発出しました。
同危険情報については、その国又は地域への渡航を予定している
邦人に対して渡航の延期を勧めると同時に、
既にその国又は地域に滞在する邦人に対しては、
邦人の「生命・身体」に直接的な危害を及ぼす事案が現実的に存在し、
それがある程度継続する場合には、退避の可能性の検討や準備を
促すメッセージを含むものです。
当国における今次洪水被害については、
現在の危険情報のレベルに引き上げた時点においては、
「生命・身体」に直接的な危害を及んでいたというよりは、
むしろ、洪水被害がさらに拡大する場合には、
「生命・身体」に対する危害が直接及ぶ可能性があったため、
「渡航の延期をお勧めします。」との危険情報を発出したものです。
一方で、現下の洪水被害の状況は、拡大から縮小の方向に転じ、
改善してきています。
今後、仮に、想定外の事態が生じ再び洪水被害が拡大したとしても、
その際の被害の程度は、
「生命・身体」に直接危害を及ぼすようなものではなく、
むしろ「日常生活に多少の不便・不都合」が生じる程度のものであると
判断し、今般、以下のとおり、危険情報の引き下げを行いました。
1.首都バンコク(プラナコーン区、ドゥシット区、バーンラック区、
バーンカピ区、パトゥムワン区、ポムプラーブサットルーパーイ区、
プラカノーン区、ヤンナワー区、サムパンタウォン区、パヤタイ区、
トンブリー区、ファイクワーン区、クロンサーン区、ラートブーラナ区、
ディンデーン区、サートーン区、バーンコーレーム区、
プラウェート区、クロントゥーイ区、スワンルアン区、
ラーチャテーウィー区、ワッタナー区、サパーンスーン区、
ワントーンラーン区、ラートクラバン区、バーンスー区、バンナー区
及びトゥンクル区)
(*11月15日現在バンコク都から対象となる区の全域又は
その一部の地域に対して「退避勧告」が発出されていない地区)
:「十分注意してください」
(渡航される方は、情報収集・把握に努め、洪水被害に巻き込まれる
ことのないよう安全対策を講じて下さい。また,既に滞在中の方は,
洪水被害に巻き込まれることのないよう安全対策を講じるとともに,
情報収集・把握に努め,洪水状況の推移・見通しに注意を払いつつ,
自らの安全確保に努めてください。)
2.首都バンコク(ノンジョーク区、バーンケーン区、ミンブリー区、
バンコクヤイ区、タリンチャン区、バンコクノーイ区、バーンクンティエン区、
パーシージャルン区、ノンケーム区、バーンパラット区、ブンクム区、
チャトゥチャク区、ジョムトーン区、ドンムアン区、ラートプラーオ区、
バンケー区、ラクシー区、サーイマイ区、カンナヤーオ区、クロンサムワー区、
タウィーワッタナー区及びバーンボーン区)
(*11月15日現在バンコク都から対象となる区の全域
又はその一部の地域に対して「退避勧告」が発出されている地区)
:「渡航の是非を検討してください。」
(渡航される方は、情報収集・把握に努め、
洪水被害に巻き込まれることのないよう十分な安全対策を講じてください。
また、既に滞在中の方は、洪水被害に巻き込まれることのないよう
十分な安全対策を講じるとともに、洪水状況の推移・見通しに
注意を払いつつ、滞在先周辺に浸水被害が及ぶおそれが認められる
場合には、安全な場所の確保若しくは安全な地域への移動など
自らの安全確保に努めてください。)
3.アユタヤ県、パトゥムタニ県、ノンタブリー県、
ナコンパトム県及びサムットサコン県
:「渡航の是非を検討してください。」
(渡航される方は、情報収集・把握に努め、
洪水被害に巻き込まれることのないよう十分な安全対策を講じてください。
また、既に滞在中の方は、洪水被害に巻き込まれることのないよう
十分な安全対策を講じるとともに、洪水状況の推移・見通しに注意を払いつつ、
滞在先周辺に浸水被害が及ぶおそれが認められる場合には、
安全な場所の確保若しくは安全な地域への移動など
自らの安全確保に努めてください。)
【外務省海外安全ホームページ関連部分】
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcmap.asp?id=007&infocode=2011T199&filetype=1&fileno=2