ナイトバザールへ行った

小さな骨董品屋の前で足が止まった
たった2畳程度の小さなブースに、
ライトや時計や古いガラクタ達が埋もれてる

その中央に、
“木村刃物製造株式会社”という古い木製看板が無造作に立てかけてあった

店の前のベンチに悠々と腰かけているTATOO腕の男性に尋ねてみた
トラーリ「ここの店いろんなものあるねぇ。お店の名前は何て言うの?」
TATOO店長「名前?!そんなもんねーよ。」
トラーリ「無い?」
TATOO店長「あぁ無いよ。オレの名前は“クン(=海老)”って言うんだけどな」
トラーリ「じゃ、あの赤い看板は?」
TATOO店長「あの赤いの?あぁ〜あれはタダの売りモノさ。店の名前は無い。」
トラーリ「だったら、誰かにここのお店を紹介するとき、何て呼べばいいの?」
TATOO店長「“トムヤムクンのクンの店”とでも言ってくれ。」
トラーリ「ところであの“木村刃物製造株式会社”っていう看板、どこから仕入れてきたの?」
TATOO店長「あの細長い看板か?
ほぅ、あれは“キムラ”って書いてあるのか。」
トラーリ「今知ったの?そぅ、かなり古い看板だと思うけど。」
TATOO店長「そりゃ面白れーな。あれはどっかで拾ったんだ。あ、でも日本製に間違いないぜ。」
トラーリ「この店のほうが面白いと思うけど、、、
わたし古いモノ好きなの。また来るね、クン兄。」
TATOO店長「いつでもウェルカム。オレはいつ来てもここのベンチに座ってるからな。」
なるほど、
海老古物商には店名も看板も必要無いってわけか;;;

@ Lumpini Night Bazaar
posted by tora-ri at 23:00
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トラーリ不思議発見